社員インタビュー③

1.「訪問看護ステーションひより」はどんな所ですか？

　とても仲が良い職場です。年齢層が若く、また近いのもあって職員間の仲が凄く良いのが特徴ですね。リハビリスタッフと看護スタッフの仲も良く気軽に相談できる環境が働きやすいと感じています。以前は病院で勤務をしていたのですが、当時は病棟の看護師さんに気を遣うことが多く、苦労した経験がありました。今は休憩時間などにプライべートな話や相談をすることも多く、楽しく仕事が出来ています。

　業務的な話をすると、担当制ではないというのが良い点かなと思っています。病院などは基本的に担当制が多いんです。そうなると急遽の休みの際に一人で責任を負うことになりますし、多くの方に迷惑をかけることになってしまうのが心苦しかったんです。今は特に子育てをしながらになるので急遽のお休みが多くなってしまうのですが、その際の気持ちは少し楽になりました。また、担当制ではないので、より多くのスタッフが介入することで様々な介入方法が検討出来るので利用者様にとってもプラスになっていると感じています。

　また、家が近いこともあり、昼休憩には家に帰って夕飯の支度をすることもあります（笑）時間を守っていれば、融通を利かせた働き方ができるのはありがたいですね。

2.訪問看護でのリハビリテーションはどのような内容ですか？

　生活期のリハビリとなります。病院では回復期病棟での勤務だったこともあり、機能回復される方がほとんどだったのですが、生活期のリハビリでは回復期のように機能回復される方は少ないので難しく感じる部分があります。また、病院とは違い、介護保険内での訪問になるので、時間も頻度も限られてきます。環境においてもリハビリ室があったり、リハビリ物品が整っているわけではないので限られた中で出来ることを模索することは難しくもありますが、やりがいにもなっています。

　私が意識している生活に寄り添ったリハビリとは、機能回復だけにこだわるのではなく、生活の中での不満や相談などを親身に聞くことや要望を実現できるように多方面に働きかけることです。年単位で利用者様と関わる事ができるので、関係性が築けると、訪問するだけで喜んでくれたり、次回の訪問を楽しみにしてくださる利用者様もいます。人と人のつながりや感謝を感じられる生活期のリハビリはとてもやりがいのある仕事だと感じています。